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2021/04/24

家具の材料

ウォールナット

ウォールナット

樹脂名  ブラック ウォルナット Black Walnut
科目   クルミ科 Juglans 属 の落葉広葉樹。
学名         Juglans nigra L.
産地   アメリカ東部及びカナダのオンタリオ州など、主産地はアメリカで、今は北米産のものが主流となっています。
色調   心辺材の区分は明瞭。辺材は乳白色から灰紫色、心材は紫色を帯びた薄褐色から濃褐色。不規則な濃淡の縞を有することが多い。
     木材の多くは日に当たると色が濃くなる傾向にあるが、逆にウォルナットは色が薄くなるところが特徴です。

ウォールナットは、日本語にするとクルミ。もちろんクルミ科の木ですが、「くるみ」とは異なります。
家具の材料としてのウォールナットは一般的には、「ブラックウォールナット」あるいは「アメリカンブラックウォールナット」と呼ばれる種類を指します。
ブラックというとおり、ウォールナット材は、深みのある濃い褐色をしているのが特徴です。


「くるみ」は、少し赤みのある明るめの色の樹種で、「ウォールナット」は、濃い色の樹種となります。
家具で言う「ウォールナット」こと「ブラックウォールナット」は、その名の通り、黒光りするような茶褐色と、光沢感があります。
これは、着色ではなく、ブラックウォールナットそのものの色です。木肌が美しく、狂いが少ない為、古くから高級家具材に用いられています。
落ち着いた色合いと、成長が緩やかなことで密につまった木目から、重厚感と高級感を感じることができる世界的にも人気の樹種です。



      

家具の材料としてウォールナットと表記されているときには、「ブラックウォールナット」あるいは「アメリカンブラックウォールナット」と呼ばれる種類を指します。
ブラックというとおり、ウォールナット材は、深みのある濃い褐色をしているのが特徴です。


イギリスのアンティーク家具の中にはウォールナット材のものをよく見かけます。
人気の北欧家具によく使われるものはチーク材で深くて濃い目の色をしています。
オーク材も多いですね


その材質は、堅くて重く、加工したときに狂いが少ないというのが特徴です。
薄くスライスして寄木細工にしても、経年とともに反ってきたり伸び縮みすることがほとんどありません。

ウォールナット材の家具は、他の木材のものと比べると、
少々値が張ります。マホガニー、チークとともに世界三大銘木に数えられ、その優れた耐衝撃性・加工性からも、高級家具に使われているのがウォールナット材なのです。